ニットなのか、生地なのか。
初めて見たとき、一瞬ファンシーツイードのテキスタイルにも見えて、
「なんだこの不思議な質感は？」と、直感的に惹かれたニット。

それもそのはず——
このニットは、日本有数の織物産地・尾州に残る、1950〜60年代の繊細なツイード生地を参考にしてデザイン・編み立てられたもの。
装飾性の高いファンシーツイードに使われる、モール状の光沢糸やタッセル状の装飾糸、グラデーション染めの意匠糸などを、ニット用モヘアとともに編み込み、
「ツイードの華やかさを、ニットで再現する」という大胆な発想が形になっています。
この“常識を超えたこだわり”と、それを完璧に実現してしまう職人気質——まさにナイジェルらしさが詰まった一着です。

もちろん、織物のツイードとは異なり、ニットならではの立体感やボリューム、伸縮性による軽やかな着心地も魅力。

デザインはクラシカルなスキッパーカラーに、衿・袖口・裾のリブラインを効かせて、甘くなりすぎない絶妙なバランスに仕上げています。

スタイリングは、デニムやチノなどのトラウザーでメンズライクに。
あるいは、ボリュームのあるスカートと合わせてレディライクに。
どちらの雰囲気にも自然に馴染む、存在感のある一枚です。

他ではなかなか出会えない、ツイードのようでツイードでない不思議な魅力。

ぜひこの機会に、実際に袖を通してみてください。

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【ITEM】 FANCY TWEED SKIPPER KNIT
【MATERIAL】NYLON 34% COTTON 26% POLYESTER 13% MOHAIR 10% WOOL 10% ACRYLIC 7%
【COLOR】OFF WHITE
【SIZE】8 : 肩幅47.5cm/身幅54cm / 着丈56cm / 袖丈57cm
【MODEL】160cm
【ATTENTION】手作業による平置きでの採寸の為、多少の誤差が出る場合がございます。予めご了承ください。