展示会でひと目見て、思わず心を奪われた手編みのセーター。

見た目はとてもシンプルなのに、不思議と惹きつけられる――
やはり Masnou design の奥田さんが手掛けると、どこか“深さ”のようなものが宿ります。

日頃の思考やものづくりへの姿勢が、そのまま服に滲み出ているような一着です。

このニットは、エクリュとグレーのメランジが大きく、不規則に混ざり合い、表情が立体的。

遠くから見ても近くで見ても、ふっと心が掴まれるような存在感があります。

そして驚くのが、手編みでありながら“とても軽い”こと。

手編みニットは温かくても重さが気になることが多いのですが、これは肩がこらず、つい手に取りたくなる軽やかさです。

さらに脇には、同じニット糸で編まれたポケットが付いています。

とても手間のかかる仕様なのに、日常着としての使いやすさを考える奥田さんならではの視点が静かに光っています。

身幅はゆったりめで、空気を含むような着心地。

落ち着いた色合いなので、アウターやボトムスも選ばず、それでいてコーディネートのアクセントにもなる絶妙なバランスです。

今の時代に、このクオリティの手編みを迎えられるのは本当に贅沢。


長く大切に着たくなる、特別な一枚です。

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【ITEM】 HAND-KNIT SWEATER
【MATERIAL】 WOOL 100%
【COLOR】 ECRU×GREY
【SIZE】1 : 着丈67cm / 身幅57cm / 袖丈69cm
【MODEL】160cm
【ATTENTION】手作業による平置きでの採寸の為、多少の誤差が出る場合がございます。予めご了承ください。